【11月6日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は5日、左内腹斜筋の肉離れのため、シーズン最終戦のATPファイナルズ(ATP Finals 2022)と国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2022)の準々決勝以降を欠場すると発表した。

 アルカラスは前日に行われたパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2022)の準々決勝も途中棄権していた。回復までに6週間かかる見通しだという。

 今季は全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)を制して男子史上最年少の19歳で世界ランク1位になり、ツアー最多の5勝を挙げる躍進のシーズンとなっていたが、けがで打ち切る形となった。

 伊トリノ(Turin)で13〜20日に行われるATPファイナルズには、テイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)がアルカラスの代わりに出場する。(c)AFP