【11月5日 AFP】マレーシアのマハティール・モハマド(Mahathir Mohamad)元首相(97)は5日、今月19日に実施される総選挙への立候補を届け出た。

 2018年に首相に返り咲いた際には「世界最高齢の現職首相」としてギネス世界記録(Guinness World Records)に認定されたマハティール氏は、リゾートとして知られるランカウイ(Langkawi)島の選挙区から出馬する。

 加齢による衰えが見られるが今も健康そうなマハティール氏は、出馬手続きのために島の主要都市クア(Kuah)にある庁舎を訪れると、自身が率いる「祖国闘士党」の旗を振る数十人の支持者に迎えられた。

 マハティール氏はランカウイ島で記者団に対し、自分に勝機はあるとして、引退するべきとの指摘を一蹴。「私は今も皆さんと立ち話をして、理路整然とした回答をしていると思う」と述べた。(c)AFP/ Patrick LEE