ナイキ、アービングとの関係を停止 反ユダヤ映画投稿で物議
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【11月5日 AFP】米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)は4日、米プロバスケットボール(NBA)のブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に所属するカイリー・アービング(Kyrie Irving)との関係を停止すると発表した。同選手は、反ユダヤ主義的な内容を含む2018年の映画『Hebrews to Negroes: Wake up Black America』へのリンクを投稿して物議を醸している。
ネッツは3日、アービングがソーシャルメディアや報道陣の取材で「反ユダヤ主義を否定していない」として、同選手に5試合の出場停止処分を科した。
この処分が発表された数時間後、アービングはインスタグラム(Instagram)に謝罪文を投稿し、「自分の投稿によって傷つき、影響を受けたすべてのユダヤ人ファミリーとコミュニティーの皆さんへ。苦痛を与えてしまい心から申し訳なく、謝罪する」とつづった。
「映画の投稿について謝罪し、自分が反ユダヤ主義の立場で闘っている中で生じさせた誤解を解いておきたい。自分が同意、あるいは同意していないドキュメンタリーにおける特定の信条について、その概要を示す文脈や事実に基づく説明がなかった」
「ホロコーストに関する、ユダヤの人々の文化的歴史を軽視したり、憎しみを永続させたりする意図は全くなかった」
しかし、ナイキはこの日アービングと距離を取り、今月予定されていた同選手のモデルシューズ「カイリー8(Kyrie 8)」の販売を行わない意向を表明。「ナイキにはヘイトスピーチを容認する余地はないと確信しており、いかなる反ユダヤ主義も強く非難する」とし、「従って、われわれはカイリー・アービングとの関係を即座に停止し、カイリー8については発売しないことを決定した」と述べた。(c)AFP