【11月6日 CGTN Japanese】北京航空材料研究院がこのほど、航空機エンジンの重要部品に対して行った疲労試験で、疲労寿命が5万時間を突破しました。

 今回の試験の対象となった重要部品は、中国が自主開発した航空機エンジンのメインベアリングで、試験機での加速試験で5万時間の疲労寿命が維持されました。

 航空機や高速鉄道などのハイエンド装備の運用中、重要部品の疲労に起因する亀裂や断裂によって製品の機能が失われることは、世界のエンジニアリング分野の大きな課題とされています。これに対し中国の研究者は、抗疲労に関する多くのコア技術を開発し、抗疲労製造技術システムを構築し、重要部品の疲労による機能消失の問題を解決しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News