【11月7日 Xinhua News】「東洋の宝石」と呼ばれるトキは20世紀以降、環境の変化や人類活動の影響などから個体数が激減した。中日両国は1985年「中日共同トキ保護計画」に調印。トキは鳥類保護における中日交流を象徴する存在となっている。

 また、これより以前の1981年に、両国は渡り鳥の捕獲禁止や保護区の設立、両国間の渡り鳥研究の強化などを定めた協定に調印し、両国は標識調査や衛星追跡などの方法で、ズグロカモメやマナヅル、ナベヅル、クロツラヘラサギなどの個体数や飛行ルート、習性などに関するさまざまな研究を行ってきた。両国が共同で保護している鳥類は現在、299種にまで増加している。(c)Xinhua News/AFPBB News