【11月3日 CGTN Japanese】四川省綿陽市北川チャン族自治県の国有林場管理エリアではこのほど、野生ジャイアントパンダの映像が赤外線カメラにより記録されました。

 職員は映像から、このジャイアントパンダが妊娠していると判断しました。職員が赤外線カメラのデータを収集・整理していたところ、映像には、体が肥大したジャイアントパンダがはっきりと映っており、その歩みはゆっくりしていて、まったりとした様子でした。

 この林場の高級技師によりますと、腹部を丸めた体つきと食事の習慣などから、妊娠しているパンダだと判断したということです。また、国有林場で赤外線カメラモニタリングプロジェクトを設置して以来、妊娠中のジャイアントパンダが撮影されたのはこれが初めてだということです。

 北川チャン族自治県はジャイアントパンダ国家公園の中心エリアで、現在74頭の野生ジャイアントパンダが生息しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News