【11月3日 CGTN Japanese】中国河南省洛陽市の隋唐洛陽城応天門遺跡博物館は、歴史研究分野の専門家・学者と共同で、1泊2日のタイムスリップ型推理ゲームを世に出しました。

 可能な限り歴史を再現するため、博物館側は推理の内容から、服装、化粧、飲食、お茶に至るまで、台本に設定されているすべてのものを時代背景に合わせて復元することに力をそそいだということです。

 ゲームの参加者は博物館の入り口でキャラクターと陣営を選び、好きな時代のコスチュームに着替え、化粧も髪型も台本の時代設定通りにセッティングします。博物館スタッフによりますと、こうした準備作業もゲーム参加者の間でとても人気があるということです。

 参加した人からは「唐の時代の服を着て、自分が古代にタイムスリップしたように感じる」「友達と一緒に絵師役を選んだ。私達の花が盗まれたので、ミッションは花びらを探すことだった。すぐに(絵師)役の世界に滑り込めて、観光客から事件の関係者になれた」などという感想が聞かれました。

 この博物館では飲食・宿泊を含む長時間没入型推理ゲームを数多く用意していて、所要時間は1~2日間かかるもので、値段は1000元(約2万円)前後になっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News