【11月3日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2022)は2日、シングルス2回戦が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は西岡良仁(Yoshihito Nishioka)を6-4、6-4で下し、3回戦に進出した。

 19歳のアルカラスはエース9本、ウイナー30本を放ち、西岡に勝利。同日には世界ランク2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が敗退し、今大会で優勝すれば1位でシーズンを終えられる状況になった。3回戦ではグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。

 2020年大会の覇者で、昨年準優勝だった第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は4-6、6-2、5-7でアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)に敗れた。トップ5から初白星を挙げたデミノーは次戦、第16シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)と顔を合わせる。ティアフォーは同日、ジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)を6-3、7-5で退けた。

 4週連続優勝を目指す第8シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)は予選勝者のマイケル・イマー(Mikael Ymer、スウェーデン)を3時間半の末に6-7(6-8)、6-4、7-6(8-6)で下し、今季最終戦のATPファイナルズ(ATP Finals 2022)出場が確定。連勝も14試合に伸ばした。

 また、第9シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)は今大会限りで引退するジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に5-7、7-5、4-6、第10シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)はホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)に5-7、1-6で敗れ、この結果アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)がATPファイナルズ出場の最後の1枠をつかんだ。

 第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)はダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)を6-3、6-4で一蹴し、ベスト16に進出した。(c)AFP