【11月3日 AFP】(更新)男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2022)は2日、シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が世界ランキング31位のトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に6-3、6-7(4-7)、1-6で敗れた。

 ナダルは妻の出産に伴い故郷マヨルカ(Mallorca)島で時間を過ごしていたため、シングルスに出場するのは2か月ぶりだった。

 試合後には「1セットを取って第2セットも先にブレークを奪い、(試合を)コントロールしていたが、その後のゲームがひどかった。重要な局面でのプレーが悪く、勝利にはふさわしくなかった」と振り返り、「この2か月、いろいろなことがあったのは間違いない。われわれはいつも言い訳を見つけようとするが、結局は同じ話で、いいプレーをすれば勝つし、そうでなければ負けるということだ」と話した。

 全仏オープン(French Open)では14度の優勝を誇るが、またしてもパリ・マスターズ初優勝はならなかったナダル。13日開幕の今季最終戦、ATPファイナルズ(ATP Finals 2022)には出場する予定だとしている。

 一方、勝利したポールは次戦、準々決勝進出を懸けて第14シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)と対戦する。(c)AFP