【11月2日 AFP】オーストラリア・シドニーのタロンガ動物園(Taronga Zoo)で2日、アフリカライオン5頭が獣舎から逃げた。飼育員らが全頭を園内で確保し、獣舎に戻した。

 逃げたのは開園前で、すぐに封鎖された。園は、同日中に営業を再開するとしている。

 サイモン・ダフィー(Simon Duffy)園長によると、若いライオン1頭を捕獲する際に麻酔が使われた。「重大な出来事だ。ライオンがどうやって展示場から出たのか特定するため徹底的に調査が行われている」

 現時点では、どのように脱走したのか詳細は分かっていないという。飼育員がライオン舎のフェンスの破損を調べていた。

 同園には、雌のマヤ、雄のアトの間にカリ、ルズコ、マリカ、ズリ、アヤンナの5頭の子どもがいる。(c)AFP