【11月1日 CGTN Japanese】中国物流・購買連合会と国家統計局サービス業調査センターは10月31日、10月の中国購買担当者景気指数(PMI)を発表しました。

 10月の中国製造業のPMIは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、49.2%と前月より0.9ポイント低下しました。2カ月連続で前月と比べて上昇した後に再び低下し、指数の動きに揺らぎが見られることから、景気回復の勢いを一段と固める必要があることを示しています。

 業種別にみると、調査した21業種のうち、11業種がPMI50%以上の拡大区間にあり、製造業の景気はおおむね安定しているとみられます。

 また、10月の国際貿易市場の変動は比較的大きかったものの、中国製造業の新規輸出受注指数は先月よりやや回復し、特に基礎原材料業界の輸出が好転しました。大型企業のPMIは引き続き拡大区間を維持しており、製造業全体をけん引しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News