【11月1日 AFP】女子テニス、WTAファイナルズ(2022 WTA Finals)は31日、ラウンドロビン2試合が行われ、大会第7シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)が3-6、7-6(7-5)、7-5で第2シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)に逆転勝ちを収めた。

 今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)と全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)でファイナリストとなったオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)がミスを連発した中で、サバレンカは1セットダウンから見事に巻き返した。

 2022年は不本意な結果が続いていたサバレンカは「今季最大の勝利だったと思う」とコメントし、「相手が信じられないようなプレーをしていた中で、自分にとっては奇跡のようなことが起きて、この試合に勝つことができた」と振り返った。

 会場のディッキーズ・アリーナ(Dickies Arena)で行われたナンシー・リッチー(Nancy Richey)グループのもう1試合では、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が7-6(8-6)、7-6(7-4)のストレートで第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)を撃破し、初戦を勝利で飾った。

 昨年大会のベスト4入りを上回る成績を目指しているサッカリは、前週のグアダラハラ・オープン(Guadalajara Open 2022)決勝でペグラに敗れたリベンジを果たし、直接対決の戦績を4勝2敗に更新した。

 試合後には「ジェス(ペグラ)との対戦は決して簡単ではない」とし、「彼女は素晴らしいプレーヤーで、今はとても自信に満ちている。かなりタフな試合になると分かっていたけれど、懸命に戦ったし自分のプレーを信じていた」と語った。

「前回の対戦と比べて、十分に休養できていた。勝ってスタートできて、すごくわくわくしている」 (c)AFP