【11月1日 AFP】ウクライナ各地の主要インフラ施設が再びロシア軍のミサイル攻撃を受け、首都キーウでは10月31日、広い範囲で停電と断水に見舞われた。

 キーウのビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、一時8割の家庭が断水に直面し、35万戸で停電が起きたと述べた。一部は復旧したが、なお4割の家庭で断水が続き、27万戸で電力が復旧していないという。

 キーウ西部ではAFP記者が、100人超の市民が公園の噴水から水をくむため空のペットボトルや容器を持って並んでいるのを確認した。

 ドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相はツイッター(Twitter)で、「ロシアは戦場で戦う代わりに市民を標的に戦っている」と非難した。(c)AFP/Emmanuel PEUCHOT