中国で「火鍋料理士」が新職種に
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【11月1日 Xinhua News】中国でこのほど改定作業を終えた国家職業分類大典には、前回改定の2015年版から新たに158の職種が追加され、国が認定する職種は1639になった。新職種には「火鍋料理士」も含まれる。
「火鍋料理士」は今回の改訂で「調理士」職種の一つに加えられた。その定義は「火鍋のスープやソース、つけだれの調理、料理の下ごしらえ、食材の準備に従事し、かつ飲食事業で一定の経営管理能力を持つ者」とされている。
重慶市火鍋協会の陳国華会長は先ごろ、メディアの取材に応じ、火鍋の仕事に従事する人はみな成長につながる道筋を必要としており、この新職種の登場後は体系的な学習や試験、研修を通じて、「1級」「2級」「3級」調理士資格を取得することが可能になるとの見解を示した。
中国烹飪(料理)協会火鍋委員会が発表したデータによると、2020年の火鍋産業の販売額は全国飲食サービス収入の3分の1近くを占めた。
また、2021年の国内火鍋店のチェーンストア化率は21・2%で、同じ期の飲食店全体のチェーンストア化率である16・5%を上回った。(c)Xinhua News/AFPBB News