【11月1日 Xinhua News】中国の第26次チュニジア支援医療チーム・鍼灸(しんきゅう)隊が10月27日、チュニジアのカルタゴ大学高等言語学院で無料診療を実施した。中国人医師がチュニジアの教師や学生に鍼灸治療を行い、初めて施術を受けた人の多くが今後も治療を継続したいと話した。

 同学院のホスニ副学院長はあいさつで、中国文化は長い歴史を持ち、中国医学はその重要な一部分だと指摘。多くのチュニジアの人々が鍼灸を含む中国医学に触れ、それを受け入れるのは、中国伝統医学が実際に彼らの苦痛を和らげているからだと述べた。

 医療チームの徐初陽隊長は、チュニジアでの医療支援活動は49年にわたる歴史があるが、第26次医療チームはわずか10カ月で数万人の現地患者を治療したと紹介した。

 今回の活動は、中国医療チームとカルタゴ大学孔子学院が共同で実施した。(c)Xinhua News/AFPBB News