インドでつり橋崩落、120人死亡
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【10月31日 AFP】(写真追加)インド西部グジャラート(Gujarat)州モルビ(Morbi)で30日夕、つり橋が崩落し、橋の上にいた多数の人々が川に転落するなどして少なくとも120人が死亡した。
当局によると、つり橋の上や周辺で女性や子どもを含む500人近くがヒンズー教の祭典「ディワリ(Diwali)」を祝っていたところ、橋を支えていたケーブルが切れ、橋の上にいた人々が川に転落した。
モルビの警察幹部はAFPに対し、「これまでに120体の遺体を収容した。捜索は続いており、犠牲者は増える公算が大きい」と語った。
当局者は当初、「75人が死亡した」とし、犠牲者の大半は水死だったと述べていた。
橋は全長233メートル、幅1.5メートルで、英国の植民地時代の1880年に建造された。
民放NDTVは、橋は7か月間の補修工事を経て26日に通行が再開されたばかりだが、安全性は保証されていなかったと伝えた。事故前日の29日の映像では、橋が激しく揺れているのが確認できると指摘している。(c)AFP