【10月29日 AFP】米国で1950年代に流行したロックンロール音楽の草分けとなった歌手ジェリー・リー・ルイス(Jerry Lee Lewis)さんが28日、死去した。87歳。広報担当者がAFPに明らかにした。

 広報担当者は、ルイスさんが長年にわたる病気とけがの末、老衰により死去したと説明した。

 1957年の「Whole Lotta Shakin' Goin' On」でブレーク。エルビス・プレスリー(Elvis Presley)の友人かつライバルとして、半世紀以上に及ぶキャリアで「火の玉ロック(Great Balls of Fire)」など数々のヒット曲を世に送り出した。多くの女性と結婚・離婚を繰り返し、泥酔して騒ぎを起こしたり、税金の滞納をめぐり政府と対立したりするなど、破天荒な言動でも知られた。(c)AFP/Maggy DONALDSON