【10月30日 People’s Daily】デジタル化、ネットワーク化、インテリジェント化を主軸に、近年、スマートハイウエーの発展が勃興している。山東省(Shandong)初のスマートハイウエー試験プロジェクトとして、北京―台北高速道路(京台高速)の泰安(Taian)・棗庄(Zaozhuang)区間は、一連のインテリジェント化により、車両の正確なスケジューリングを実現させ、道路のスムーズな流れを保証している。

 京台スマート高速道路の満庄料金所を通過し、20キロを過ぎたあたりから、200メートルごとに道端に縦長のポールが現れる。ポールには、「ロードサイドユニット(RSU)」という小さな四角い箱が設置されており、リアルタイムの道路情報を受信し、関連車両に放送し続けることで、通行の効率を高めることができるようになっている。

 同時に、京台スマート高速道路には、182か所もの高解像度ビデオモニター、15セットの全方位ミリ波レーダー、33セットのレーザーレーダーなどの設備も設置されている。収集された道路情報は、すべてクラウド型自動制御プラットフォーム「道路ネットワークスマートブレーン」に自動的に発信され、「スマートブレーン」によるデータの収集・処理によって、高速道路全体の通行状況について正確な調査・判断ができるようになる。 

 工業・情報化省の科学技術局の范書建(Fan Shujian)副局長は、「デジタル技術によって高められた力で、交通・運輸業などの業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)・高度化を推進することで、産業のデジタル化の新モデル・新業態が徐々に形成されている。都市の道路や高速道路に効果的なサービスを提供し、交通安全と効率化を図る」と語った。

 こうしたデジタル技術の交通セクターの活用は至るところでみられる。最近、北京地下鉄大興空港線の草橋駅の新たな「従業員」であるインテリジェントサービスロボットの第一陣が正式に稼働し、自動音声応答機能を通じて乗客に交通情報の問い合わせ、現場案内、運行状況の案内などのインテリジェントサービスを提供している。

 福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)は、2020年に「城市大脳(シティブレーン)」によるスマートパーキング・プラットフォームの構築を開始し、無人での監視、リアルタイムの空きスペースの照会、駐車スペースの予約などのサービスを可能にする計画だ。浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)では、最大6人乗りのバリアフリー専用車を導入し、スロープペダルの設計があり、モバイルアプリで素早く予約することもできる。

 今後、中国は交通運輸分野でのイノベーションをさらに進め、新インフラ建設とスマート交通のより良く、より速い発展を促進していくだろう。(c)People’s Daily/AFPBB News