【10月27日 AFP】半世紀以上入浴しなかったことから「世界一汚い男性」と呼ばれていたイラン人男性が94歳で死去した。イラン国営メディアが25日、伝えた。

 国営イラン通信(IRNA)によると、アモウ・ハジ(Amou Haji)さんは独身で、南部ファルス(Fars)の村で23日に亡くなった。

 現地当局の話では、ハジさんは風呂に入ると「病気になる」と考えていた。だが、「数か月前に初めて、村民がハジさんを風呂に連れて行った」とも、IRNAは伝えている。

 現地メディアによると、2013年には『アモウ・ハジのおかしな人生(The Strange Life of Amou Haji)』という題名の短編ドキュメンタリー映画が制作されたという。

 映像は2018年に撮影された資料写真のスライドショー。(c)AFP