【10月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は26日、グループD第5節が各地で行われ、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)は鎌田大地(Daichi Kamada)の得点などでオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を2-1で下し、決勝トーナメント進出に一歩近づいた。

 ホームのフランクフルトは、左サイドを突破してエバン・エンディカ(Evan Ndicka)が低弾道のクロスを送るとイェスパー・リンドストロム(Jesper Lindstrom)がこれをスルーし、最後はフリーになった鎌田が今季公式戦10点目をマークした。

 一方のマルセイユは、シャンセル・エンベンバ(Chancel Mbemba)がカーブのかかった完璧なクロスを送ると、マッテオ・グエンドウジ(Matteo Guendouzi)が合わせて追いついた。

 しかしフランクフルトは、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)の正確な落としから最後はランダル・コロムアニ(Randal Kolo Muani)が今大会初ゴールを挙げ、前半のうちに勝ち越した。

 昨季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)王者で、チャンピオンズリーグ出場は決勝でレアル・マドリード(Real Madrid)に敗れた1959-60シーズン以来となっているフランクフルトは、来週の最終節で2位スポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)に勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる。

 同組の他の試合では、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)がスポルティングと1-1でドロー。グループDは全チームが2ポイント差以内にひしめく混戦となっている。(c)AFP/Daniel WIGHTON