ロナウドが全体練習に復帰、無断退席の騒動後では初
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【10月26日 AFP】前週に行われたイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で、終盤の途中出場を拒んで無断退席したマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が25日、騒動後では初めてトップチームの練習に復帰した。
1-1で引き分けた22日のチェルシー(Chelsea)戦で登録メンバー外となっていたロナウドは、21日にはフィットネスコーチと個別練習を行っていた。
しかし、全体練習への復帰は、ロナウドが27日に予定されているヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)のFCシェリフ・ティラスポリ(FC Sheriff Tiraspol)戦に向けたメンバー入りの可能性を示唆している。
報道によれば、ユナイテッドのエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督がロナウドをメンバー外にする決断を下してから、両者は話し合いをしているという。
ロナウドは今夏に行われたラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)とのプレシーズンマッチでも、前半で途中交代した後にオールド・トラフォード(Old Trafford)を後にし、テン・ハーフ監督から苦言を呈されていた。
今季の開幕前にユナイテッド退団をもくろんでいたロナウドだが、同選手が要求する給与額に応えるクラブは一つもなかった。ユナイテッドとの契約が半年強となる中、他クラブとの間で契約が合意に達すれば、ロナウドは来年1月の移籍期間にフリーでの退団が許可されると報じられている。(c)AFP