ベンフィカ競り勝ち16強入り ユーベは9季ぶり敗退 欧州CL
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【10月26日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は25日、グループH第5節が各地で行われ、ベンフィカ(Benfica)はユベントス(Juventus)との打ち合いを4-3で制し、ベスト16に駒を進めた。一方のユベントスは9シーズンぶりのグループステージ敗退に追いやられた。
アントニオ・シウバ(Antonio Silva)のヘディングで序盤に先制したベンフィカは、ジョアン・マリオ(Joao Mario)のPKで前半30分を前に勝ち越しに成功。その後、ラファ・シルバ(Rafa Silva)が鮮やかに2ゴールを奪ってユベントスに競り勝ち、1試合を残して3位の同チームと8ポイント差の2位につけている。
今季の公式戦で無敗を維持するベンフィカは、来週に行われる最下位マッカビ・ハイファ(Maccabi Haifa)との最終節で勝利すれば、クラブのグループステージにおける歴代最多勝ち点の12を更新する。
ここまで11ポイントでパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)と並んでいるベンフィカは、組首位通過の可能性も残している。しかしそのためには、敗退が決まったユベントスがホームでの最終節でPSG相手に結果を出すことを期待しなければならない。
16強入りの望みをつなげるには敵地での勝利が必須だったユベントスは、モイゼ・ケアン(Moise Kean)のゴールで21分に追いついたものの、勝ち点3を手にするチャンスを得られなかった。
アルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)とウェストン・マケニー(Weston McKennie)が立て続けにゴールを決めた終盤の戦いぶりで悪夢はいくらか和らいだが、残り15分に仕掛けた猛攻も、惨敗に思われた試合を苦痛が伴う敗退にしただけだった。(c)AFP