【10月25日 AFP】コスタリカの裁判所は24日、飼い猫を建物の6階の窓から投げ落として殺したとして、ガブリエル・サボリオ(Gabriel Saborio)被告(31)に動物虐待の罪で禁錮2年、執行猶予5年の判決を言い渡した。

 タティアナ・ロペス(Tatiana Lopez)裁判長は、サボリオ被告に今後ペットを飼うことを禁じた。禁錮2年は動物保護法で定められている最長の量刑。

 被告は2019年11月、首都サンホセのコンドミニアムの6階から飼い猫「オチ」を放り投げた。猫はほぼ30メートルの高さを落下した。

 事件は当初発覚しなかったが、20年8月にこの様子を撮影した動画がソーシャルメディアで拡散され、捜査が開始された。

 コスタリカは17年に初の動物保護法を制定した。(c)AFP