中国の国際消費中心都市の建設が成果を上げ始めた
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【10月29日 People’s Daily】上海では、「世界新商品初発売シーズン」が世界の注目を集め、「上海ショッピング」の看板がより反響を呼び、北京では、ユニバーサル・北京・リゾート(Universal Studios Beijing Resort)のグランドオープンや、冬季オリンピックビッグエア首鋼パークが「チェックイン」聖地に様変わりするなど、さまざまな出来事があった。広州(Guangzhou)では、K11ショッピングアートセンターが、アートとビジネスを融合した「クリエーティブツアー」を生み出し続けている。2021年7月、上海、北京、広州、天津(Tianjin)、重慶(Chongqing)の5都市で、全国に先駆けて国際消費中心都市の育成・建設を展開することが承認された。この1年、5都市はそれぞれの資源や条件に基づき、積極的にその開発事業を推進し、その初期成果が現れてきた。
世界的に有名なメーキャップメーカーのエスティローダー(Estée Lauder)傘下の高級プロフェッショナルヘアケアブランド、アヴェダ(Aveda)が8月8日、中国本土初のショップを上海の前灘太古里にオープンさせた。同日、上海では、コクヨ(KOKUYO)の中国内初の文具店、ドイツのトイ・ブランド、プレイモービル(Playmobil)・ワールド・エクスペリエンス・センターの世界初のショップ、オーストラリアのスキンケア・ブランド、イソップ(Aesop)の中国内初のショップなど、1号店や新店舗が一斉にお披露目された。すでに多くのブランドの出店が予定されており、今年後半には130以上の1号店がオープンしたという。上海の「1号店経済」は強い勢いを見せ、量と質の面で全国をリードしており、上半期の1号店出店数は366件、2020年同期比14%増となった。
上海だけでなく、他の都市でも、国内外のブランドによるグローバルな新商品の発売やブランドの1号店の出店の奨励は、国際消費中心都市の育成・建設の上で重要な焦点となっている。上半期には、北京市内に393の1号店、オフィシャル・フラッグシップショップ、革新的なコンセプトのショップが新たにオープンし、現在では2000以上の「1号店」がある。また、中商データ(DataQuest China)による各都市の1号店の統計分析によると、広州、重慶、天津は稀に見る支援政策と強いビジネスの勢いがあるという。広州は新ブランドと新業態の革新的な実験場となっており、重慶はより若々しいブランドが進出し、天津は北部地方の重要な消費中心都市として、ビジネスのグレードアップが徐々に進み、新消費業態が成長を続けている。
国際消費中心都市の建設において、各都市は人々の消費に焦点を当て、その都市の特性を十分に活用している。上海では、3年程度で約100の市レベルの「15分生活圏」を育成していく計画だ。北京では、消費形態の多様化を促進し、スマート商圏の建設、高度な自動運転モデル地区の計画・建設、デジタル情報技術の活用により、革新的な消費の開発を促進している。(c)People’s Daily/AFPBB News