【10月25日 AFP】米民主党左派グループが24日、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領に対し、ロシアによるウクライナ侵攻を終結させるため、双方が受け入れ可能な安全保障上の取り決めを締結するなど、交渉による解決を模索するよう訴えた。

 同グループはプラミラ・ジャヤパル(Pramila Jayapal)議員をリーダーとする「プログレッシブ(進歩派)」議員団で、30人が連名で大統領宛てに書簡を送付。ロシアによる「非道かつ違法な侵攻」に反対する姿勢を表明し、停戦交渉はウクライナ抜きで行うことはないとする米政府の立場には同意すると述べた。

 同グループはしかし、「米国はこの紛争で軍事支援のために何百億ドルもの税金をつぎ込んでいるが、その責任を負う議員としてわれわれは、これまでの関与に伴って、あらゆる可能な道を真剣に模索する責任もまた生じていると信じる」と問題提起。

 その上で米政権に対し、「ウクライナ国民が受け入れ可能な」解決策を見いだすため、ロシアとの直接対話に乗り出すよう要請した。

 書簡について記者団に問われた国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は、交渉による解決が実現するかは不明だとして、「それは主に、ロシア側に外交や対話への参加の用意があることを示す兆候が見られないからだ」と語った。(c)AFP