【10月24日 AFP】22NFLは23日、第7週の試合が行われ、トム・ブレイディ(Tom Brady)を擁するタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)は3-21でカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)にまさかの大敗を喫した。QBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が所属するグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)も、21-23でワシントン・コマンダーズ(Washington Commanders)に敗れて3連敗となった。

 将来の殿堂入りが確実視されるQB二人を擁するバッカニアーズとパッカーズだが、これで今季は7試合を終えて3勝4敗となっている。

 ブレイディはパス49本中32本成功で290ヤードを記録し、チームは4敗目。ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)で長く活躍した45歳のブレイディにとって、シーズンのこの段階での今の状況は、過去20年で最悪のものとなっている。

 ロジャースも相手控えQBのテイラー・ハイニケ(Taylor Heinicke)に引けを取り、チームもコマンダーズに逆転負けを許した。

 2019年シーズンのスーパーボウル(Super Bowl LIV)の再戦となったカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)対サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)の一戦は、44-23でチーフスが勝利。次世代のトップQBと評されるチーフスのパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)は、423ヤードを獲得してタッチダウンパス3本を投げた。

 デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)と対戦したダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)は、QBダック・プレスコット(Dak Prescott)が親指を負傷した第1週以来の復帰を果たし、チームを24-6の勝利に導いた。カウボーイズは戦績を5勝2敗としている。(c)AFP/Simon EVANS