【10月24日 AFP】イスラエル政府は23日、ヘブライ大学(Hebrew University)の施設内に設置予定のアルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)博物館に600万米ドル(約8億9000万円)を拠出することを決めた。同大が明らかにした。

 博物館は、エルサレム(Jerusalem)のギブアット・ラム(Givat Ram)キャンパス内に建設される予定。大学側も1200万ドル(約17億9000万円)を負担する。

 1955年に76歳で死去したアインシュタインは、ヘブライ大学の創設者の一人。遺言で資料などが同大に寄贈されている。学芸員のロニ・グロス(Roni Grosz)氏によると、同大は8万5000点の資料を所蔵しており、アインシュタインに関するひとまとまりの資料群として世界最多となっている。

 同大によると、博物館はアインシュタイン関連の資料を網羅し、「科学・技術教育のためのイノベーションの場所」となる。

 同大は博物館について「最新の展示技術と科学的なデモンストレーション、オリジナル資料などを通じ、アインシュタインの科学への貢献や、その発見が今日のわれわれの生活に与える影響、公的な活動や重要な歴史的瞬間への関わりについて紹介することになる」と説明している。

 ドイツ出身の理論物理学者アインシュタインは、一般相対性理論を提唱したほか、量子論の分野においても大きな貢献を果たした。1921年には、ノーベル物理学賞(Nobel Prize in Physics)を受賞している。(c)AFP