【10月24日 AFP】22MLBは23日、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦が行われ、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)が6-5でニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)を下し、4勝0敗でワールドシリーズへ駒を進めた。

 アストロズのワールドシリーズ進出は、ここ6シーズンで4度目。2017年には優勝を果たしたが、19年と昨年は敗れた。28日から始まる今年の同シリーズではフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)と対戦する。また、地区シリーズから7戦全勝でのリーグ優勝は史上わずか3チーム目。ワールドシリーズも全勝で制せば初の快挙となる。

 雨の影響で開始が1時間半遅れたこの日の試合は、ヤンキースが初回にジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)とグレイバー・トーレス(Gleyber Torres)の連打で2点を先制すると、2回にアンソニー・リゾ(Anthony Rizzo)の二塁打で追加点を奪い3-0とリードした。

 対するアストロズは3回、ジェレミー・ペーニャ(Jeremy Pena)の今プレーオフ3号となる3点本塁打で同点に追いつくと、ユリエスキ・グリエル(Yuli Gurriel)にも適時打が生まれ4-3と逆転。それでもヤンキースは4回にリゾの適時打で追いつき、6回にハリソン・ベイダー(Harrison Bader)のソロ本塁打で勝ち越しに成功した。

 だがアストロズは7回、ヨルダン・アルバレス(Yordan Alvarez)の適時打で再び同点とすると、続くアレックス・ブレグマン(Alex Bregman)が決勝の適時打を放ち、最後はラファエル・モンテロ(Rafael Montero)とライアン・プレスリー(Ryan Pressly)の継投で8、9回を抑えて勝利した。(c)AFP