【10月25日 Xinhua News】中国国家統計局が24日に発表した2022年1~9月の国内総生産(GDP、速報値)は87兆269億元(1元=約21円)で、物価変動を除く実質で前年同期比3・0%増となり、上半期(1~6月)を0・5ポイント上回った。

 増加値(付加価値額)を産業別に見ると、1次産業は4・2%増の5兆4779億元、2次産業は3・9%増の35兆189億元、3次産業は2・3%増の46兆5300億元だった。GDP成長率を四半期別に見ると、第1四半期(1~3月)は前年同期比4・8%増、第2四半期(4~6月)は0・4%増、第3四半期(7~9月)は3・9%増となった。第3四半期は前四半期比で3・9%伸びた。

 同局は第3四半期のGDPについて、生産需要が持続的に改善、雇用・物価が全体的に安定し、民生保障が力強く効果的で、経済発展が前四半期より明らかに上向き、全体的に合理的なレンジで推移していると発表した。(c)Xinhua News/AFPBB News