【10月24日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは23日、第13節の試合が行われ、首位アーセナル(Arsenal)はアウェーでサウサンプトン(Southampton FC)と1-1で引き分け、2位マンチェスター・シティ(Manchester City)に勝ち点差を縮められた。

 好調を維持するグラニト・ジャカ(Granit Xhaka)が11分に先制点をマークするなどし前半を圧倒したアーセナルは、シティとの勝ち点差4を守るかに思われた。

 しかし65分、スチュアート・アームストロング(Stuart Armstrong)に落ち着いてシュートを決められ、サウサンプトンに追いつかれた。勝ち点を落とすのが今季2度目となったアーセナルは、シティとの勝ち点差が2に縮まった。

 一方、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)はGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)のミスを突くなどしてトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を2-1で下し、4位に浮上した。

 アウェーに乗り込んだニューカッスルは31分、ファビアン・シェア(Fabian Schar)が前方にパスを送ると、カラム・ウィルソン(Callum Wilson)がロリスと衝突しながらもこぼれ球を拾い、華麗な浮き球のシュートを決めて先制した。

 さらにニューカッスルは40分、ロリスのキックミスをショーン・ロングスタッフ(Sean Longstaff)がヘディングでカットすると、ミゲル・アルミロン(Miguel Almiron)がライアン・セセニョン(Ryan Sessegnon)とクレマン・ラングレ(Clement Lenglet)をドリブルでかわしてネットを揺らした。

 対するトッテナムは、孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)のCKから最後はハリー・ケイン(Harry Kane)が頭で押し込んで54分に1点を返したものの反撃はここまでとなり、ホームでは今年4月以来の黒星を喫した。

 力強いシーズンスタートを切っていたニューカッスルにとってはさらに弾みのつく結果となり、リーグ戦の無敗を7試合にまで伸ばして3位トッテナムとの勝ち点差を2に縮めた。

 また、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)監督を解任したばかりのアストン・ビラ(Aston Villa)は、ブレントフォード(Brentford FC)に4-0で快勝した。(c)AFP/Kieran CANNING