フィリーズがパドレス下しWS進出 ダルビッシュは6回2失点
このニュースをシェア
【10月24日 AFP】22MLBは23日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)は8回裏にブライス・ハーパー(Bryce Harper)が逆転の2点本塁打を放ち、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)を4-3で下してワールドシリーズ進出を決めた。
試合序盤に小雨が降る中、パドレスの36歳ダルビッシュ有(Yu Darvish)とフィリーズの32歳ザック・ウィーラー(Zack Wheeler)の先発両投手は白熱の投げ合いを演じた。
3回にリース・ホスキンス(Rhys Hoskins)に先制の2点本塁打を許したダルビッシュは、6回を投げて奪三振5、被安打4という内容だった。
フアン・ソト(Juan Soto)のソロ本塁打で4回に1点を返したパドレスは、7回にジェイク・クロネンワース(Jake Cronenworth)が単打で塁に出ると、奪三振8、被安打3という内容のウィーラーをマウンドから引きずり下ろした。
パドレスはその後、ジョシュ・ベル(Josh Bell)がリリーフ投手のセランソニー・ドミンゲス(Seranthony Dominguez)からフェンス直撃の二塁打を放つと、クロネンワースが本塁を踏んで同点に追いつき、さらにはドミンゲスの連続暴投で3-2と逆転に成功した。
ハーパーに逆転2点本塁打を許したパドレスは9回表、得点圏に走者2人を置くも、最後の打者2人が抑え投手のレンジャー・スアレス(Ranger Suarez)に打ち取られ敗れた。
2011年以来のプレーオフで、パドレスとの優勝決定シリーズを4勝1敗でものにしたフィリーズのワールドシリーズ進出は13年ぶりで、MLB王者に輝いたのは2008年が最後になっている。
今年のワールドシリーズは28日、ア・リーグ優勝決定シリーズを制したチームの本拠地で開幕する。
23日に予定されている同シリーズの第4戦でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)がニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)を下せば、4連勝でワールドシリーズ進出が決まる。(c)AFP