【10月23日 AFP】女子ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2021)は23日、プールステージの試合が行われ、プールBの日本は8-21でイタリアに敗れ、3戦全敗で敗退が決まった。

 ミケラ・シラリ(Michela Sillari)が代表最多得点記録を更新したイタリアが、W杯で初の準々決勝進出を果たした。

 アウラ・ムッツォ(Aura Muzzo)のパスからマリア・マガッティ(Maria Magatti)がトライを決めて得点の口火を切ったイタリアに対し、日本は細川恭子(Kyoko Hosokawa)がこの日チーム唯一のトライを記録して反撃。

 日本は終了まで残り約30分で8-8の同点に追いつき、イタリアの初の8強入りに暗雲が垂れ込めた。しかし、直後にシラリがこの日成功させた3本中2本目のペナルティーゴール(PG)を決めて、イタリアは勝ち越しを許さなかった。

 その後は終盤まで結果が読めない展開となったが、メリッサ・ベットーニ(Melissa Bettoni)のトライで勝敗が決まった。

 プールBではカナダの1位通過が決定し、2位イタリアに加えて3位米国も勝ち上がりを決めた。(c)AFP