【10月23日 AFP】西アフリカのニジェールで豪雨により洪水が発生し、これまでに195人が死亡、32万2000人以上が被災した。

 AFPが入手した公式統計によると、21日時点で59人が溺死し、136人が倒壊した民家の下敷きとなって死亡した。負傷者は211人。

 豪雨により民家3万棟以上、学校の83教室、医療施設6か所、穀物貯蔵庫235棟が被害を受けた。

 被害が最も深刻なのは中部マラディ(Maradi)とザンデール(Zinder)、南西部ドッソ(Dosso)、西部タウア(Tahoua)の4州。

 ニジェールでは6〜10月の雨期に水害による死者が例年出ているが、今年は特に甚大な被害がもたらされている。(c)AFP