【10月23日 CGTN Japanese】この秋の食糧作物の収穫では、中国各地で新たな機械と新技術が広く利用されています。

 中国東部の山東省徳州市に設置された10万ムー、つまり約6667ヘクタールの広さを持つトウモロコシのモデル農地では、収穫作業に自動運転コンバインが投入されています。このコンバインは中国が開発した「北斗」全地球測位システム(DBS)を搭載し、通路設定や方向転換も自動化されました。

 また、中国北西部の寧夏回(ホイ)族自治区呉忠(ごちゅう)市にあるジャガイモ栽培基地では、液体肥料や環境にやさしい病害虫よけ、さらに雑草対策を導入し、また栽培の標準化と「北斗」測位システムによる作業の情報化を実現したことで、1ヘクタール当たりの収穫量は60トン以上に達するようになりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News