【10月21日 CGTN Japanese】中国の中央銀行である中国人民銀行は20日、10月の貸出市場の貸出基準金利(LPR)を発表し、1年物と5年物以上の金利をいずれも据え置いたことを明らかにしました。

 発表は中国人民銀行から許可を受けた全国銀行間資金調達センターによって行われ、20日付の貸出基準金利は、1年物の貸出基準金利が3.65%、5年物以上の貸出基準金利が4.3%であり、この貸出基準金利は次回の発表まで有効であると発表されました。

 8月の貸出基準金利引き下げ以降、1年物と5年物の金利が据え置かれるのは2カ月連続となります。民生銀行の温斌首席エコノミストは、「一連の安定成長政策の実施が加速したことに伴い、9月の金融データは明らかに改善し、信用貸付の有効需要が回復し、信用貸付構造が最適化された」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News