【10月21日 Xinhua News】中国石油・ガス生産大手の中国海洋石油集団(CNOOC)は19日、ガス田「宝島21-1」の確認埋蔵量について、天然ガスは500億立方メートル、コンデンセートは300万立方メートルをそれぞれ超えると発表した。

 中国海洋石油が同日公開した情報によると、同ガス田は、南中国海の西部海域にある海底盆地、瓊東南盆地の宝島くぼ地の水深660~1570メートルに位置する。調査の結果、天然ガス生産量は日量平均で58万7千立方メートルと確認された。

 同集団によると「宝島21-1」のガス層は、南中国海初の深海深層大型天然ガス田で、松南-宝島くぼ地において過去半世紀以上で最大の進展を遂げ、南中国海の1兆立方メートル規模の天然ガス生産エリア建設に向けて、確かな基礎を築いた。(c)Xinhua News/AFPBB News