【10月22日 CGTN Japanese】段階的に建設された世界初の電磁推進地上超高速試験施設がこのほど、中国の山東省済南市で稼働しました。トン級およびそれ以上の物体の最高推進速度は時速1030キロに達し、大質量超高速電磁推進技術の世界最高速度を記録しました。

 高速地上交通、航空機など高速先進設備の研究開発は、複雑で動的な過程における空気力学、高強度の先進材料、高速測量・制御など一連の課題を解決しなければなりません。電磁推進技術を用いて建設された同施設は、推力が大きく、反応が速く、正確で制御可能などの優位性を持ち、上述の課題解決に重要なテスト手段を提供できます。

 電磁推進地上超高速試験施設の設計・建造において、中国科学院電工研究所の科学研究チームは一連の重要なコア技術で突破を果たし、多くの技術指標が世界トップレベルに達しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News