【10月22日 Xinhua News】中国海南省(Hainan)は現在、洋上風力発電プロジェクトの開発・建設を積極的に推進している。同省発展改革委員会はこのほど、大唐海南能源開発による儋州120万キロワット洋上風力発電事業と、海南申能新能源による申能海南CZ2洋上風力発電モデル事業が相次いで承認されたと明らかにした。

 同省は第14次5カ年規画(十四五、2021~25年)期間中に洋上風力発電に力を入れており、臨高西北部、儋州西北部、東方西部、楽東西部、万寧東南部の海域の11カ所で重点的に開発を進めている。開発総発電容量は約1230万キロワット。これまでに洋上風力発電モデル事業、パイロット事業6件が決まっており、投資総額は968億元(1元=約21円)に上る。洋上風力発電事業に付帯する建設・装備製造産業事業も3件決まっており、投資総額は約165億元となっている。現在、多くの風力発電企業が先手を打って市場シェアを確保しようと同省に進出している。(c)Xinhua News/AFPBB News