【10月22日 AFP】英国の蒸気機関車「フライング・スコッツマン(Flying Scotsman)」が来年、製造100年を迎える。このほど、オーバーホールを終え、ロンドン市内の駅にその姿を見せた。

 製造100年を記念する最初のイベントは、市内キングスクロス(King's Cross)駅で14日に行われた。会場では、児童作家マイケル・モーパーゴ(Michael Morpurgo)氏が地元の小学生を前に、自身の新作児童書『Flying Scotsman and the Best Birthday Ever(原題)』の読み聞かせを行った。大人になったら電車の運転士になることを夢見る女の子の物語だ。

 キングスクロス駅も同日、開業170年の節目を迎えた。

 ドンカスター(Doncaster)の工場で製造された当時は、単に「1472」と番号で呼ばれていたフライング・スコッツマン。2023年2月に100歳となる。(c)AFP