【10月19日 AFP】インド当局は18日夜、ピュリツァー賞(Pulitzer Prize)を受け取るため米国行きの飛行機に搭乗しようとしていたフォトグラファー、サンナ・イルシャド・マットゥー(Sanna Irshad Mattoo)氏(28)の出国を阻止した。

 マットゥー氏は、ピュリツァー賞の特集写真部門を受賞した4人のロイター通信(Reuters)の記者の一人。長年パキスタンとの係争が続くカシミール(Kashmir)のインド支配地域の生活を記録したことが高く評価された。

 マットゥー氏は、首都ニューデリーの空港の出入国管理局に引き留められた。一緒にいた同僚2人は出国が認められた。

 マットゥー氏はその後ツイッター(Twitter)に、「キャンセル済み」のスタンプが押された搭乗券の写真を投稿した。

 同氏はAFPに対し、「何も言えない…私にとって一生に一度の機会だった」と語った。「私だけが特に理由もなく引き留められ、他の人が出国できたのは、私がカシミール人であることと関係しているのかもしれない」

 マットゥー氏は7月にも出国を阻止されており、今回で2回目となる。

 インドでは過去3年、複数のカシミール出身の記者が当局に出国を阻止されている。(c)AFP