【10月23日 AFP】干ばつに見舞われているケニア中部サンブル(Samburu)のナムニャック野生動物保護区(Namunyak Wildlife Conservancy)。大地が乾ききり、井戸の水も枯れた中、同保護区内のレテティ・ゾウ保護区(Reteti Elephant Sanctuary)は母親を失い、あるいは母親から捨てられ、あるいは群れからはぐれた多くの子ゾウの救助と受け入れに忙殺されている。

 今回の東アフリカの干ばつはこの40年で最悪の状況になっている。ケニアの野生動物は通常の餌と水が得られなくなり、人間との衝突も増えた。

 深刻な干ばつは人間を飢餓の淵に追いやるだけでなく、地域の豊かな生態系も脅かしている。(c)AFP