【10月18日 AFP】(更新)ウクライナ国境に程近いロシア南西部エイスク(Yeysk)で、同国軍スホイ34(Su-34)戦闘爆撃機が住宅地に墜落した事故で、ロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は18日、恐らく「技術的な誤作動」が原因になったとの認識を示した。当局によると、墜落による死者数は15人となった。

 同機は17日夜、9階建ての住居ビルに衝突。地元当局によると、さらに19人が負傷しており、うち5歳の女児と10代の少年を含む4人が重傷という。

 連邦捜査委員会は、墜落する前に脱出してパラシュートで降下したパイロットから事情を聴いていると説明。飛行規則違反の可能性を含めた刑事捜査を始めたとし、出発地点で燃料サンプルを採取したほか、墜落現場からフライトレコーダーを回収したことを明らかにした。(c)AFP