【10月18日 AFP】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が選出する世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」の表彰式が17日、仏パリで行われ、男子部門ではレアル・マドリード(Real Madrid)のFWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が初受賞した。

 12月のW杯カタール大会(2022 World Cup)決勝翌日に35歳を迎えるベンゼマは、1956年に初代受賞者になったスタンリー・マシューズ(Stanley Matthews)の後では最年長での受賞となった。

 昨シーズンは公式戦46試合出場で44得点をマークし、レアルの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)とリーグ戦の2冠に貢献。元チームメートであるマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)の「セックステープ」を使った恐喝事件に関与したとして、代表からは5年半にわたり追放されていたが、昨年はフランス代表の一員としてUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)でも優勝し、自身のキャリアを見事に復活させた。

 スターが集結したシャトレ劇場(Le Theatre du Chatelet)での表彰式で、ベンゼマは「このトロフィーを手に入れることはずっと頭の片隅にあった」とコメント。受賞について「人民のバロンドール」だとも話したが、政治的な発言ではなく、「自分の出自に敬意を表しただけだ」と説明した。

「サッカーをするときは誰かを喜ばせなければならないとは考えない。とにかく人々に感情を伝えようとしている。今では人々が僕を誇りに思ってくれているのを知っているし、だから彼らのバロンドールだと言った」 

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、昨季はイングランド・プレミアリーグのリバプール<Liverpool FC>)に所属するFWサディオ・マネ(Sadio Mane)が2位、プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)でプレーするMFケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)が3位、スペイン1部リーグ・FCバルセロナ(FC Barcelona、昨季はバイエルン・ミュンヘン)のFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が4位に入った。

 フランスが優勝した2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)では登録メンバーに入らなかったベンゼマは、今後11月から12月にかけて行われるカタール大会出場を目指すとしている。(c)AFP/Andy SCOTT