【10月18日 AFP】ベラルーシ国防省は17日、同国が先週発表していたロシアとの新たな合同部隊の結成のため、ロシアから最大9000人の兵と戦車約170両を受け入れると発表した。

 ベラルーシ国防省幹部はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)上での発言で、ベラルーシに到着予定のロシア兵の総数は「最大9000人」になると説明。さらに戦車約170両、装甲車最大200台、口径100ミリ以上の迫撃砲などの武器最大100基が配備されるとした。ロシア部隊はベラルーシ東部・中部4か所の訓練場に駐留し、「戦闘射撃と対空ミサイル発射」などの演習に参加するという。

 ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は先週、ウクライナが自国への攻撃を計画していると主張し、ロシアとの合同部隊の結成を発表。同国政府は、合同部隊の目的は防衛と国境警備だと主張している。(c)AFP