海風が吹く陸上競技場 中国
このニュースをシェア
【10月19日 People’s Daily】8月14日、福建省(Fujian)平潭県(Pingtan)の竜王頭海洋公園で、2022年平潭ビーチ陸上競技大会が開幕した。これは中国で初開催のビーチ陸上競技オープン選手権大会で、多くのスポーツ愛好家やプロのアスリートが集まった。出場者のうち、最年少は18歳、最高齢は64歳だった。海風が吹く陸上競技場では、参加者は夏の中で得難い涼しさを享受しながら、精いっぱい奮闘した。「スポーツ・フォー・オール(みんなのスポーツ)」競技イベントも新たな開拓の時を迎えた。
「スポーツ・フォー・オール」の需要が多様化する今日、「スポーツ・フォー・オール」競技イベントの開催形式への要求はますます高まっている。陸上競技を従来の体育場から海岸に移し、選手たちが競技場で汗を流した後、美しい海の景色を楽しむというのは、新しい体験といえるだろう。金色の砂浜と青い空、ビーチでの陸上競技大会は、大衆的なスポーツイベントの供給を充実させるための陸上競技主催者側の努力によるものだった。
開催されるイベントの特性は、その魅力に影響を与える。各地域によって異なる自然資源の条件をフルに活用し、それぞれの特徴を生かした大会を開催することは、「スポーツ・フォー・オール」の理念を実現するための陸上競技主催者側の目標の一つだ。平潭ビーチ陸上競技大会は、現地の事情に合わせたきめ細かい配慮がなされていた。例えば、1000メートル走の競技場には、全天候トラック、砂場、ビーチトラックといった異なる部分が含まれており、選手の参加経験を豊かにしただけでなく、大会をより新鮮なものにしていた。
8月8日にスタートした大衆陸上競技クオリフィケーションシリーズ戦では、1か月間で、全29レースが開催された。平潭ビーチ陸上競技大会以外のレースも、各地のコミュニティーや公園、市民の身近なスポーツ施設などでの開催のほか、オンラインでマイルをためるランニングイベントも実施される予定だ。より多くの人々に「スポーツ・フォー・オール」に参加してもらうためには、大衆イベントの形式を革新し続け、人々が参加しやすい条件を整えていく必要がある。
また、「スポーツ・フォー・オール」の実現のためには、「プロ」と「趣味」のバランスに注目する必要がある。今年の平潭ビーチ陸上競技大会では、標準化された全天候トラック、電子計時機器、スターティングブロックなどの専門設備により、一般市民の参加体験が向上した。立ち幅跳びと対面式リレーなどの競技種目では、難易度を低くし、敷居を下げることで、より多くの人々に参加してもらうよう工夫がなされた。
陸上競技は、「スポーツ・フォー・オール」分野に活力を与えている。黄金の海岸に全天候トラックを敷くことで、今年の平潭ビーチ陸上競技大会は積極的な探索を実践した。これからの「スポーツ・フォー・オール」において、陸上競技にはまだ多くの掘り起こすべきポテンシャルがある。(c)People’s Daily/AFPBB News