【10月16日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは15日、第11節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は2-0でエバートン(Everton)を下し、首位アーセナル(Arsenal)との勝ち点差を暫定で1とした。試合後にアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、負傷交代したリシャルリソン(Richarlison)が長期離脱でないことを願った。

 ハリー・ケイン(Harry Kane)とピエール・エミール・ホイビュルク(Pierre-Emile Hojbjerg)が得点を記録したトッテナムは、今季ホーム公式戦での成績を7戦全勝とした。

 しかしトッテナムは、リシャルリソンが古巣戦で後半開始直後にふくらはぎを負傷。過密スケジュールのさなかにコンテ監督は不安を抱えることとなり、ブラジル代表の本人としても1か月後の2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)出場に暗雲が垂れ込めた。

 コンテ監督は「けがの状況を把握するため、彼はあしたMRI検査を受ける。深刻ではないことを祈る」と話した。

 トッテナムの攻撃が円滑ではなかったのは今季初めてではないが、公式戦の得点を二桁に乗せた好調ケインが全てをカバーしている。イングランド代表の主将ケインは、終了4分前のホイビュルクの得点でも起点となった。

 3位を維持したトッテナムは、16日にアウェーでリバプール(Liverpool FC)と対戦する2位マンチェスター・シティ(Manchester City)と勝ち点で並んでいる。(c)AFP