【10月15日 AFP】(更新、写真追加)トルコ北部の炭鉱で14日にメタンガスが爆発し、少なくとも28人の作業員が死亡、15人が地下数百メートルに閉じ込められており、15日も必死の救助活動が続けられている。

 ファフレッティン・コジャ(Fahrettin Koca)保健相はツイッター(Twitter)で死者数を更新。11人が救出され病院で治療を受けているとした。

 スレイマン・ソイル(Suleyman Soylu)内相は炭鉱がある黒海(Black Sea)沿いの町アマスラ(Amasra)を急きょ訪れ、記者団の前で「極めて残念な事態だ」「全部で110人が(地下で)作業をしており、自力で脱出した人もいれば、救助された人もいる」と説明した。

 さらに「作業員15人が地下に(閉じ込められて)いるとみており、救助を試みている」と述べた。

 テレビの映像には、友人や家族の安否を確認するため、坑道の入り口付近にある損壊した建物の周りに不安げに集まっている人々が捉えられている。

 レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、すべての予定をキャンセルし、15日に事故現場を訪れることを明らかにした。(c)AFP