アルバレスが再び決勝本塁打、アストロズがシリーズ突破に王手
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【10月14日 AFP】22MLBは13日、ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)1試合が行われ、ヨルダン・アルバレス(Yordan Alvarez)がまたしても決勝本塁打を放ったヒューストン・アストロズ(Houston Astros)が4-2でシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)を下し、2勝0敗でシリーズ突破に王手をかけた。
11日に行われたシリーズ第1戦で逆転サヨナラ3点本塁打を放ち、マリナーズの士気を打ち砕いたアルバレスは、この日も本拠地ミニッツメイドパーク(Minute Maid Park)の観客を大いに沸かせた。
現在25歳でキューバ出身のスラッガーであるアルバレスは、アストロズが1-2とリードを許していた6回にマリナーズの先発ルイス・カスティーヨ(Luis Castillo)から左翼スタンドへ2点本塁打をたたき込み、3-2と試合をひっくり返した。
推定飛距離113メートルのこの一発で試合の流れが変わる中、アストロズは8回裏にもアレックス・ブレグマン(Alex Bregman)の右翼への適時打でジェレミー・ペーニャ(Jeremy Pena)がダメ押しの生還を果たし、勝利を手にした。
優勝を果たした2017年シーズンを含むここ6シーズンで4度目のワールドシリーズ進出を目指しているアストロズは、クリーブランド・ガーディアンズ(Cleveland Guardians)とニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の勝者が待ち受けるア・リーグ優勝決定シリーズ進出決定まであと1勝とした。
シリーズ第3戦は、舞台をマリナーズの本拠地に移して15日に行われる。
一方、この日予定されていたヤンキース対ガーディアンズの一戦は、現地ニューヨークが悪天候に見舞われ延期となった。大リーグ機構(MLB)は、ヤンキースの1勝0敗で迎えたシリーズ第2戦が14日に行われると発表した。(c)AFP