中国大慶油田、原油の累計産出量が24億トン超す
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【10月16日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)にある国内最大の陸上油田、中国石油大慶油田は、発見から63年間で原油の累計産出量が24億トンを超えた。同期間の中国陸上油田の総産出量の4割を占め、中国経済に絶え間ない原動力を提供した。
ここ数年の石油と天然ガスの産出量は年4千万石油換算トン(toe)以上を維持している。21年は4322万6069toeだった。
長期にわたる採掘により、開発難度もますます高くなっているが、技術革新を進めることで油田の総合収益を高めている。原油の採取も自噴採油などの1次採収法から、圧力の落ちた油層に水や天然ガスを加えることで産出量を増やす2次採収法、3次採収法へと進み、4次採収法技術でも重要な進展があった。
同油田は現在、3次採収法で世界をリードする技術を持つ。3次採収法による生産拠点の規模は世界最大であり、採取量は20年連続で1千万トンを超えている。(c)Xinhua News/AFPBB News