【10月13日 AFP】2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)の組織委員会は12日、大会開幕後の2週間はサポーターの数がピークに達するため、「混雑」を覚悟するようファンに警告した。

 組織委員会と政府はこの日、W杯による交通渋滞を回避するための対策の骨子を説明。多くの道路では自家用車が規制され、いくつかのスタジアムでは近隣住人が自宅に出入りするために許可が必要になるという。

 カタールは数十億ドルを投じて、八つのスタジアムのうち五つに乗り入れる最新式の全自動無人運転地下鉄を整備。さらに、路上では3200台のバスと3000台のタクシーを追加で走らせるという。

 また組織委員会は地元の住民に対し、試合観戦の際は自家用車を含む「自家輸送」の利用を呼び掛けており、電車やバスは大会期間中に訪れるとみられている100万人以上の外国人ファンのために利用しないよう促した。

「混雑を予測している」と話した組織委員会の交通責任者は、「1日4試合(の開催)はこの地域やドーハのような市にとって挑戦である」と続け、スタジアムへのアクセスや日常生活を送ることについては「解決策」があると付け加えた。

 同責任者は、組織委員会が「ファンに規制を守ること」をはじめ、試合時間に間に合うように早めに出発すること、車に一人で乗らないようにすることなどを求めているとし、「これらのことで見込まれている混雑が軽減される。カタールであれ世界のどこの国であれ、W杯のような大会では混雑が予想される」と続けた。

 大会期間中はドーハ中心部周辺ではほとんどの自家用車の乗り入れが禁じられ、違反した場合は罰金140ドル(約2万1000円)が科されるという。また、四つのスタジアム周辺に住む住人は、自宅から出入りする際に許可が必要になる。(c)AFP